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#121箱目:三栄書房「GP Car Story Vol.21・マクラーレンMP4/5ホンダ」

1987年のホンダ第2期TV放送から始めるF-1ブーム。
その中心は間違いなく「セナVSプロスト」対決だったと言っても過言ではありません。
その2人の確執が始まった1989年のマシン「マクラーレンMP4/5ホンダ」がGP Car Story Vol.21として刊行されました。

前年の1988年、16戦中15勝という圧勝をしたマクラーレンMP4/4ホンダと違い、他チームとの差が縮まって面白いレースが続いた一年でした。
(何せ絶対完走できないとの下馬評だったフェラーリのマンセルが初戦でいきなり優勝しますし:苦笑)

第2戦のサンマリノGPでのベルガー・フェラーリ炎上などもありましたが、この年の一番の話題は第15戦日本GPでのセナプロ最終シケインでの接触事故。

今でもF-1史に残る大事件でしたので、未見の方はYoutube等でご覧になって下さい。

なお、毎号巻末に模型作例が掲載されるのですが、今回は岡山の友人Mさんの「フジミ:1/20 マクラーレンMP4/5ホンダ」が掲載されています!

元々レースカーが上手な方でしたが、F-1模型フィニッシャーのレジェンド「ジョー高安」さんのお眼鏡にかなって今回雑誌デビューとなりました(おめでとうございます!)。

長らくガレージキットしかなかったMP4/5ですが、フジミより現在インジェクションキットが発売されているので是非作って欲しいですね(モナコGPとスペインGP仕様がリリースされています)

ただ、この頃のF-1マシンにはタバコデカールが付属しないので、別売りデカール(タブデザイン等)を用意して下さいね。
(マクラーレンマークやマルボロレッド付属デカールは使用できないので要チェックです)