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#143箱目:タミヤ「1/20 マクラーレンMP4/7ホンダ」


TV地上波も無くなり有料放送のみになった為、最近はネット情報のみであまり見なくなったF-1グランプリですが、F-1好きとしてはやはりホンダエンジンの活躍が気になります。
来年は「レッドブル・ホンダ」も誕生するので久々にホンダエンジンの優勝シーンが見れるかもしれませんね。
(丁度レッドブルのドライバーに空きも出たので、出来れば「勝てる」日本人ドライバーに参戦して欲しいところですが・・・流石に難しいかな:苦笑)
と云う訳で今回のお題はこちら
・「タミヤ:1/20 マクラーレンMP4/7ホンダ」

残念ながら現在廃版キットなのですが、紅白マルボロカラー最後のホンダエンジン車として1992年シーズンを戦ったメモリアルカーです。
前年はウイリアムズチームの不手際等で辛うじてタイトルを獲得したマクラーレンでしたが、空力を含めた車体性能&ハイテクデバイスの出遅れ等で1992年シーズン序盤走った前年度のチャンピオンマシン「MP4/6B」がウイリアムズFW14Bに惨敗。
期待の新車「MP4/7」を第3戦ブラジルグランプリから投入するも性能は芳しくなく、ウイリアムズ&マンセルの流れを止める事が最後まで出来ませんでした。
ただ、この車がレジェンドカーとして語られるのが1992年第戦モナコグランプリでのセナVSマンセルのバトル。

解説も神掛ったフジTV版が残念ながら見つけられなかったのですが、フジTV解説者の「マンセルが左右から揺さぶりをかけるが絶対抜けない!ここはモナコ、モンテカルロ!!」の名文句が忘れられません(ちょっと文言はうろ覚えですが:汗)。

しかしこの頃の古館さん&今宮さんの解説は今見ても面白いなぁ~。
話しが脱線してしまいましたが、キット内容です。

タバコスポンサー全盛期なのでキットには「マルボロ」ロゴデカールは入っていません。

まあタバコ規制も解らない事はありませんが、ミニチュア等への規制は免除して欲しいなぁ・・・。

キットの内容はパーツ数を抑えたタミヤスタンダードな出来です。

F-1ブームで手に取る初心者さんへの配慮か、フロント&リアウイングが一体成型になっています。

組立の確実化の為なのですが、フロントはともかくリアウイング内側のパーティングライン消しが面倒なのと塗り分けがちょっと面倒なのが難点です。

タイヤのパーティングライン消しとグッドイヤーロゴがF-1モデル製作の際のキモですね。
ちょっとお高めですが、サードパーティーから発売されている「エッチングマスク」を使ってグッドイヤーロゴを塗りたいと思います。

そういえば今回初めて気が付いたのですが、両フロント&右リアタイヤには「GOOD YEAR」のみで「EAGLE」ロゴが無く、左リアタイヤには「EAGLE」ロゴのみしかありません。
タミヤがこんな凡ミスをするとは思えないので、何か制約があったのかもしれませんね・・・。
現在このカラーパッケージ版は廃盤ですが、数年前に「黒箱」版で再販されているので比較的入手は可能です。
お盆休みも近いので、このお休みに作ってみるのもおススメです!