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#136箱目:タミヤ「1/48 メッサーシュミット Bf109 G-6」

話題の新製品なので既に購入&製作された人も多いと思いますが、タミヤ期待の新製品「1/48メッサーシュミットBF109G-6」の紹介です。

余りドイツ機に関して詳しくは無いのですが、ガンダムの世界でいうところの「ザク」に当たる超人気機体です。
(初期のE型(エミール)が普通のF型ザクとすれば、後期のG型(グスタフ)はF2ザクと言ったところ)
余談ですがメッサーシュミットと並び活躍したフォッケウルフFw190Aはドムかな?(笑)。

そんなアイテムとしては絶対に売れる鉄板アイテムなのですが、何故か今までタミヤからのリリースはありませんでした。
(初期型E-3とE-7は出ていましたが・・・)
と云う訳で満を持して王者タミヤからリリースされたG型の内容を見ていきます。
因みによく「戦車のタミヤ」、「飛行機の〇〇(自主規制:笑)」と言いますが、模型はキャラクター物のバンダイを除いて「全てタミヤが一番」で良いと思います(個人の感想です:爆)。

モデラーズファーストの目線で作られるタミヤのキット。
昔は裸で封入されていたデカールがトレシングペーパー付属&ビニール袋封入に統一されています。
単なる偶然かもしれませんが、岡山で模型店を経営している時、何度もタミヤにデカールの不具合(箱底面に張り付く&デカール面に傷が入る)をアフターサービスに訴えたところ、それ以後この仕様に変更されました。
余談ですが同じ時期に某H社(笑)にも訴えたのですが、未だに変わり無しです。
(アフターサービスだけでなく、JMC会場で長谷川専務(当時)にも直訴したのですが無しのつぶてです)
コストが上昇するのでメーカー的には大変だったと思いますが、お客様の声を真摯に受け止めて改善して下さる姿勢がタミヤへの絶大な信頼に繋がっていると思います。

また老舗メーカーですが、3Dスキャンを採用して格段にリアルさが増したパイロットフィギュアやネオジム磁石を用いたエンジンカバー開閉再現等、率先して新機材&新素材を貪欲に取り込んでいく姿勢が素晴らしいです。

また、私の様な機体に関して余り詳しくない人向けに開発経緯&活躍内容等がふんだんに記載された別紙が付くのはとても嬉しいですね。
(ここはファインモールド方式を採用、他社でも良い物があればどんどん取り入れていく姿勢は他社にも真似て欲しいところ)

また、ドイツ機の鬼門になっているモットリング迷彩がカラー4面図で封入されているのはとても助かります。
(白黒だとイメージが湧きにくいので)
モデラー目線での商品仕様は「流石タミヤ!」と思わず唸ってしまいます。
(余談ですが、うちのお店に来る外国の方も「タミヤ!タミヤ!」と連呼されます:苦笑)

それ以外にも新発売になった「タミヤ・ラッカー塗料」の一覧&対応表も同梱されており、何気に商売が上手です。
(昔からキットにミニカタログが入っていると嬉しかったですよね~:笑)
定価的には若干高めな設定ですが、内容を考えればむしろ安い位ですので興味のある方は一度タミヤ製品を作ってみる事をお奨めします。
間違いなくタミヤファンになりますので(笑)。