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#55箱目:訃報「声優・水谷優子さん」

80~90年代のアニメを語る時に欠かせない女性声優「水谷優子さん」が乳癌でお亡くなりになりました(享年51歳)。
メインヒロインを演じられる事は少なかったのですが、演じられたキャラはどれも生き生きとして個性豊かなキャラクターとして今でも心に残っています。
そこで水谷さんが演じられたキャラクターの中で、個人的に印象に残ったキャラクターについて書いてみようと思います。
・「機動戦士Zガンダム」より「サラ・ザビアロフ」
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ティターンズのシロッコを慕う女性パイロット役がデビュー作との事ですが、新人声優さんとは思えない演技力でした。
「登場する女性は全部俺の物~」とジャイアニズムを発揮するカミーユ(笑)になびかなかった唯一の女性(爆)。
その為、サラに思いを寄せるカツに「あの娘は危険だ!近づいちゃダメだ!!」と逆切れをされていましたね~。

・「マシンロボ クロノスの大逆襲」より「レイナ・ストール」
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バンダイ(ポピー)の玩具、マシンロボの販売促進の為に製作されたアニメの為、当初主人公ロム・ストールと妹レイナ・ストールはロボット然とした作画だったのですが、キャラデザイン・羽原信義さん&メカ作画監督・大張正巳さんの大暴走でこんな事に(笑)。
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ヤキモチを焼いて拗ねたり最終話で人間に転生するなど水谷さんの魅力満載なキャラでした。
余談ですが、初期OPは名作ですぞ!

・「赤い光弾ジリオン」より「アップル」
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こちらもセガの玩具(ジリオン)を販売促進するためのアニメなのですが、とても丁寧に作られたアニメ作品でした。
(ジリオンのCMよりマスターシステムやロボピッチャー(笑)のイメージが強いですが)
本編に関しては・・・もうね、何も言いません、とにかくアップル可愛すぎ。
(個人的に彼女(嫁)にしたいキャラ ナンバーワンです。)
次回ワンフェスの立体化候補にしたいなぁ~。

・「不思議の海のナディア」より「マリー・エン・カールスバーグ」
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シリアスな中にギャグを散りばめた庵野監督の名作ですが、ライオンのキングと共に本編ヒロインのナディアを食ってしまう程の天真爛漫な少女を演じていました。
最終話では大人マリー(16歳!)&サンソンと結婚(しかも妊娠してるし!!)と実質ラスボスでしたね。
(子供声と大人声の使い分けが秀逸でした)

・「宇宙の騎士テッカマンブレード」より「相羽ミユキ」
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今までどちらかと言えば明るい役柄が多かった水谷さんのキャラクターのなかで、主人公Dボウィの悲劇の妹でした。
テッカマンレイピアに変身し敵テッカマンに拷問を受けながらも命を投げ出してブレードを助ける「第26話:死をかけた戦い」は涙なくしては見れません・・・。

他にも多くのキャラクター達が水谷さんによって命を吹き込まれ、そのどれもが魅力的なキャラとして私達の心に残っています。
もっともっと多くの声を聴きたかっただけに本当に残念です。
水谷優子さん、今まで本当に有難うございました。