「女の子フィギュア」カテゴリーアーカイブ

#171箱目:ハセガワ・「SP451 12リアルフィギュアコレクション・1/12 ガールズライダー製作(その2)」


前回のキットレビューに続いて製作の注意点について書いていこうと思います。
本当はこの辺りもインストに書いて欲しいところなのですが・・・ハセガワさん、御願いしますよ~(苦笑)。
(1)パーティングライン&不要なバリを見分けよう!

レジンキットの場合、型の分割ラインに沿ってパーティングラインが有ります。
そのままでは見えづらく「ディテール」なのか「パーティングライン」なのか判りにくいので、水性マジック(油性は染み込んで落ちないのでNG)を使ってなぞっていきます。
(この時、黒よりも赤の方が塗装の事を考えると良いです)
因みにパーティングライン以外にも、ディテールが入り組んでいる部分には気泡防止用のリブ(バリ)が有るので、こちらもチェックしておきます。

また接合部にある湯口には普通のデザインナイフでは刃が入りにくい為、アートナイフPROの曲線刃を使うと作業が楽です。

(2)レジンの湯流れ不良を修正しよう!

前髪が左右に分割されているのですが、右前髪の一部分が湯流れ不良で欠けていました。

その為、そのままでは髪の分かれ目に隙間が出来てしまいますので修正します。

前回取っておいたランナー部分を欠けた部分に接着し、

カットして隙間が出ないよう調整していきます。
レジンは切削性が良好なので、新しい刃に交換したデザインナイフで少しずつ調整していきましょう。
形が出たら髪の流れを軽く彫り込んで完成です。
(3)ベースを作ろう!
これもインストには書いていませんが、レジンキャスト製フィギュアは重量が有りますので必ずベースを用意しましょう。
しっかり立たせられる物ならどんな物でも構いませんが、折角ですからお洒落なベースにしたいものです。
私は市販の木製ベースと角材(共に¥100位の物)を組み合わせさせて高さを出し、色付きニスを塗って作ってみました。

これにパッケージからネームプレートを切り取って貼り付けます。
次回はいよいよ塗装&仕上げに入ります。
(つづく)