毎回素晴らしいアイテム選択と出来栄えで40~50代の心を鷲掴みにしているバンダイ・キャンディ事業部。
今回の新作はこちら
・「百獣王ゴライオン」
「百獣王ゴライオン」って何?という方も多いと思いますが、丁度ガンプラブーム真っ盛りの1981年~1982年にかけて放映された、いわゆる東映スーパーロボットアニメです。
商品化権は超合金等のおもちゃをポピーが担当していたこともあって、プラモデルが2種類バンダイ模型から発売されていました。
・「ベストメカコレクション:ゴライオン」
・「ビッグサイズ:ゴライオン」
ベストメカコレクションの方は何度か再販されているので現在でも比較的入手は良いなのですが、当時以来一度の再販も無いビッグサイズはかなりレアで、オークション等でもかなり高額で取引されています。
正直なところあまりぱっとしないアニメだったのですが、海外で「ボルトロン」という名前で放送したところ大ヒット!
(海外は恐竜や動物系のロボットが特に人気みたいです)
ガンダムよりも先に海外で一大ロボットアニメ―ブームが起こり、関連商品がバカ売れしたそうです。
そんな背景もあり「超合金魂」等でリリースもされていたのですが、やっぱりプラモでしょう!と言う事で満を持してのプラモデル復活でした。
商品は「5体完全変形合体&フルアクション」、「プロポーションも文句なし!」という素晴らしい内容です。
余剰パーツでオリジナル武器が作れるのはアオシマ合体シリーズを髣髴させてちょっと嬉しいところです。
余談ですが、ゴライオンのメンバーと言えばこの5人が一般的なのですが、
実は当初「青獅子」には「銀貴(しろがね たかし)CV:中尾隆聖←バイキンマン:笑」というパイロットがいました。
結構、主人公とタメを張るくらいのキャラだったのですが、6話でいきなり戦死(え~)。
その後はお約束で「ファーラ姫(CV:鵜飼るみ子←フラウ・ボウですね)」が搭乗する流れになりました(戦闘服はもちろんピンク:苦笑)。
まあ、番組ストーリー的には仕方ないところですが、もう少し活躍して欲しかったですね~(せめて番組後半に仲間をかばって特攻するとか←ライディーンの神宮寺みたいに)
そんな悲喜こもごものあるゴライオンですが、販売数量が少ない「スーパーミニプラ」シリーズなので購入はお早めに。
そして購入の際にはちょっとだけ「銀貴」の事を思い出して下さいね!(笑)