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#132箱目:バンダイ「メカニックコレクション:マジンガーZ・グレートマジンガー・ゲッターロボ・ライディーン」

劇場では「宇宙戦艦ヤマト2202」、「マジンガーZ&グレートマジンガー」が公開され、「原作版デビルマン」等の新作アニメが放送される等、一体今は何時なのだろうと思う今日この頃(苦笑)。
そんな中、久しぶりにバンダイよりスーパーロボット系プラモが再販されました。

発売時期が2001年ですので、大体HGUC(1999年に第一弾ガンキャノン発売)初期の頃ですね。

当時バンダイコレクターズ事業部が展開していた「超合金魂」シリーズが爆発的人気となっており、それを追従する形でホビー事業部からリリースされた商品です。
余談ですが、コレクターズ事業部で超合金魂を担当していた野中博士にライバル心メラメラでこの企画を立ち上げたのがホビー事業部の岸山さん(PGガンダムやヤマト2199シリーズを担当したホビー事業部のエース)。
二人は同期との事で人一倍意識したのでしょうね・・・。

ただ、単価の高い「超合金魂」と比べ開発予算が少なかったのか、内容的にはちょっと残念な部分が多いです。

特に通常のプラでは可動に無理がある肩やパンツの黒い部分が「軟質塩ビ」で成形され、厚みのある腕や脚のブルー部分が「塩ビ」で成形されていた為、グニャグニャで塗装や加工がしにくかったです。

材質以外も造形的に「?」と思う個所も有り、出来栄え的にもイマイチでした。
(ゲッター1の顔が不細工だったり、ライディーンの口が「への字」になっていました)

この辺りは原作の細かな部分までかなり盛り込み、ファンが欲しい物を徹底的に追及したコレクターズ事業部担当者の熱意が勝っていますね。

なお、営業成績的にイマイチだったのか、残念ながらこの4点でメカニックコレクションシリーズは現在休止になっています。

R3シリーズもそうですが、またシリーズを再開して欲しいですね。
その際はコレクターズ事業部のロボット魂シリーズやキャンディー事業部のスーパーミニプラ等、本当にファンが望んでいる物を追求したシリーズで再起動を期待します。
バンダイさん、グレンダイザーやボルテスV、ゴライオン(ボルトロン)等は海外でも確実に売れると思いますので是非!(笑)