一昔前までは想像も出来なかったのですが、最近は毎月「たまごヒコーキシリーズ:たまごガールズ」のレジンキットがリリースされて嬉しい悲鳴状態が続いています(お財布が辛いです:苦笑)。
プラモデルキットとセットになった「1/24&1/20フィギュア」は原型を小スケールリアルフィギュアの第一人者「辻村聡志さん」が担当。
フィギュア単体で販売している「1/12フィギュア」は原型を「太郎もちこみさん」と「つるぎ だんさん」のお二人が交互に担当されています。
今回は「つるぎ だんさん」担当の「1/12 エイミー・マクドネル(アーミー)」の紹介です。
つるぎさんはイラストレーター「藤沢 孝さん」のスペシャリストだけあって流石の再現度です。
イラストの可愛らしさにリアルさを良い塩梅にブレンドされているので、キャラクターモデルながらセミリアルフィギュアに仕上がっています。
キット内容はいつもの長谷川スタンダード。
デカールも安定の裸封入(笑)なので、ジプロックに入れておきましょう。
組み立て説明書も必要最低限のことしか書いていない&パーツ請求はデカールのみ可能という「一見さんお断り仕様」なのは毎回どうかと思います。
最近はフィギュアに興味を持つレジンキット初心者の方も多いと思いますので、せめて軸打ち方法やベースが必要な事、離型剤落としや下地のプライマー処理を書いた共通の別紙用意して各キットに一枚封入してくれていれば良いのですが・・・ハセガワさん、なんとかなりませんかね?(いや本当に)
色々と書きましたが、絶滅危惧種に近いレジンキャストキットを一般販売してくれるハセガワさんのキットは大変貴重なので、今後も購入&応援していきたいところです。
と、言う訳で早速組んでみました。
MOTOベースで撮影したのですが良い感じに撮れますね。
組んでみての感想なのですが、軸打ちの下穴が無いのでちょっと穴開けに手間取りました。
「つるぎさん」は最近デジタルで原型制作をされているので、下穴が無いのはそのせいかな?と思いますが出来ればデータ制作の際に軸打ち用の穴も設定していてくれると嬉しいですね。
また、これはハセガワさんからの指示なのかもしれませんが、パーツの一体化が多い為、「塗分け&パーティングライン処理」がやりにくいです。
(具体的には後ろ髪の別パーツ化、水着のラインでの右腕&左腕の分割をして欲しかったです)
あとこれは個人的な希望ですが、右側の靴の裏が見えるポージングなのでモールドが欲しかったなぁ(デジタルなら比較的簡単に出来ると思いますので)。
話は変わりますが、せっかく同キャラクターが同スケールで出ているので比べてみました。
「つるぎだんさん(アーミー)」&「太郎もちこみさん(ライダー)」
原型師さんの解釈違いが面白いですね。
(どちらも甲乙つけがたいです)
しかし胸周りはとても同一キャラクターと思えませんねぇ(笑)。
知らない間にたまごガールズも増えてきたみたいなので、今後の展開にも期待したいところです。
(ハセガワさんのホームページで紹介されています)
個人的にはエイミーの妹「ルーシー・マクドネル」の「1/12 フィギュア」が早く欲しいですね!