先日（2019年5月4日）、NHK-BSプレミアムにて放映された「全マクロス大投票」ご覧になられましたか？
NHKホームページ　https://www.nhk.or.jp/anime/macross/index.html
潤沢なNHK資金力（受信料：苦笑）を背景に「まさか！」と思うようなゲスト登場が続き、マクロスファンにとっては感涙ものでした。

番組の結果は「マクロスF（フロンティア）」が堂々の作品部門一位で、「無印マクロス＆劇場版マクロス」好きな私としてはちょっと残念でしたが、総合的には納得の物でした。
と言う訳で今回のお題はこちら↓
・ハセガワ：マクロスF「1/72 VF-25Gメサイア」＆「1/72 RVF-25メサイア」

発売は2014年3月（ミシェル機）と2014年7月（ルカ機）と約5年前に発売されたものです。
マクロスF放映当時はバンダイが番組スポンサーだったので、1/72VF-25メサイアの可変キットを中心にキット化がされていました。
ただ、どうしても可変の機構上「飛行機モデル」としてみた場合、どうしても玩具っぽさが残っていました。
そんな折「可変VF-1バルキリー」を出したいバンダイと「スケールモデル的VF-25メサイア」を出したいハセガワの思惑が一致したのか、「アイテムを交換してリリースする」という画期的な模型化が実現しました。
（まあ、「バンダイ：1/72可変VF-1バルキリー」はあまりに酷い出来だったので、黒歴史になってしまうのですが、それはまた別の機会に・・・）

「VF-25Gミシェル機」はNHKの番組でも話題になっていた「ランカ機上ライブ仕様」でスピーカーポッドとランカフィギュアがセットになっています。

カラーリングや立ち位置的には「柿崎」なのですが、フロンティアでは「電子戦スペシャリスト＆ショタ枠（笑）」の「RVF-25ルカ機」は「劇場版 愛・おぼえていますか？」の「エリントシーカー」を髣髴させるレドームやアンテナ等、新規追加パーツが山盛りのキットです。

キット的にはいつもの「ハセガワ・スタンダード」。
流石にクリアパーツは別袋ですが、それ以外は全部同じ袋に梱包されているので、相変わらず細かなパーツの折れが心配です（汗）。

ただ今回デカールは何故かトレペ付きになっています・・・やれば出来る子なのになぁ（多分、このキット用デカール納品メーカーさんのご厚意だっただけと思います、それ以降は特にいつものままなので：苦笑）

キャラクターモデルの本格参戦が初めてだった「1/72 VF-1バルキリー（ファイター）」と比べると、「パイロット付属」＆「脚カバーが駐機orフライト2種付」、「組立て易い」等様々な改良がされていて、長く開発されている故のノウハウ蓄積を感じられます。
ただ、「塗装説明図が相変わらず白黒で解り辛い（カラー別紙が欲しい）」とか「飛行形態で飾るベースが付属しない（特にルカ機は下面レーダーパネルを展開すると飾れない）」等、詰めが甘いところがハセガワさんらしいといえばらしいところですが（苦笑）。

厳密には衣装が違いますが、マックスファクトリーさんの「ランカ」と併せて「キラ！☆」がやりたいですね～。

今回紹介の2点は限定発売キットなので店頭在庫しかないのが難点ですが、多分ハセガワさんが再販してくれる（いや、必ず！）と思いますので、その際には速攻ゲットして下さいね！