ミニ4駆等の一部を除いてキャラクター物に一切手を出していないタミヤから、「かわぐちかいじ」さん原作のコミック「空母いぶき」に登場する主役艦船「空母いぶき」がリリースされました。

実写映画化が決定していたり掲載雑誌の周年記念があったりしますが、あの狂乱のガンプラブームの際にも唯一キャラクタープラモに手を出さなかったタミヤだけに驚きもひとしおです。
（まあ、「ジョ－90」という黒歴史はありますが：苦笑）

アイテム発表当初はパーツ形状が似ていた為、ピットロード（金型製作トランぺッター）製品「いずも」のＯＥＭじゃないかと言われていましたが、タミヤ製完全新規キットです。
（まあ、海外でタミヤ製品を違法コピー販売しているトランぺッターや韓国アカデミーの商品を田宮俊作会長が使う訳は無いと思っていましたが・・・）

キット内容は通常のタミヤキットと変わらないタミヤスタンダードな物です。

他社艦船キットにはほとんどついていないカラー塗装図や資料も充実しており、これを見ていると実際に存在する船の様に感じてしまいます。

バスタブ式の船体や組み立て易さを重視したパーツ数など、精密さを損なわずに誰でもが確実に完成まで辿り着けるタミヤクォリティは模型店として安心してお客さんに進めれるキットです。

タミヤさんの本気度が伺える「空母いぶき」のキット。
あくまで「特別企画商品」との事ですが、このキット単発では無く、他のキャラクターキットの開発も行って欲しいなぁと切に願います。
（この辺りのフットワークの悪さだけはハセガワ＆アオシマに負けているんですよね～：苦笑）